質問箱へのご回答 その③
質問箱へのご回答シリーズも気付いたら③まできちゃいました。こんなただのクソオタクにたくさん質問してくださって、らっこは感激です…ありがとうございます!
ではさっそく回答へまいります↓↓↓↓
質問①
ちょうど昨日ずっと使っていたお気に入りのイヤホンがご臨終なさったので、神木くんチョイスのイヤホンがほしいですね。わりと真面目にほしいですこれは。彼のことですからきっと満面の笑みで「はい、これ!」ってヤマダ電機の紙袋のまんま渡してくれることでしょう。
質問②
チケットと身体と推しに会う心の準備さえできていればあとはもう何もいりません。現実の嫌なことはすべて忘れて存分に楽しみましょう。
質問③
各々お好きな格好で参加されるのがよろしいかと思います。ただTDCホールの中は暖房とファンの熱気で割と暑かったように思うので、外が寒いからと言って重装備しすぎるのはあまりオススメしません。ちなみにらっこは去年極暖2枚重ねで行って死にかけました。
質問④
いやいやいやこんなどうしようもないクソオタクのファンだなんて恐れ多すぎて気の利いたおもしろい返しがなにも思い浮かびません、ごめんなさい。ファン名なんてとんでもないです。らっこでもクソ野郎でも何とでも呼んでくだされば泣いて喜びます。
質問⑤
これ↑を後輩に言うとたぶんめちゃくちゃ調子に乗るので言わないでおきますが、私と後輩の話を楽しんで見てくださっている方がいらっしゃると知ってとても嬉しいです。普段は口が悪く私に対する扱いもめちゃくちゃ雑なんですけど、神木くんのドラマや映画は欠かさず見てくれたり、お渡し会の前に本人役として何度もシミュレーションに付き合ってくれたり、私が仕事でミスしてウジウジしてたら必ず黙って抱きしめに来てくれるような優しい子達です。彼女達がいなかったら今の職場ではきっとここまで続けてなかったと思うので、感謝しています。
質問⑥
神木くんの匂いについては以前友人と話したことがあるんですけど、いろいろ想像してみた結果、変態がいちばん興奮するのは“無臭”だという結論に至りました。
質問⑦
この事に関しては不安とかは全くないですねー、私は。再来年の大河ドラマという大きなお仕事が決まっているということもありますが、神木くんと一緒に仕事をしたいと思ってくれている監督さんや俳優さん達が大勢いる限り、また神木くん自身が俳優という仕事を続ける意思がある限りは、彼のお仕事はなくなることはないと思っています。
はい。今回はこのへんで。
いよいよハンサムまで2日を切りましたね!
らっこはこの日のために死に物狂いで働きました。
参加されるみなさんは共に盛大に盛り上がって最高のフェスティバルにしましょう!
事情があり残念ながら参加できないみなさんも、ありったけの思いを魂に込めてTDCのハンサム達に届けてあげてください!
出演者もスタッフさんもファンも、みんなが誰一人ケガなく無事に初日を迎えそしてラストまで走り抜けられますように。
質問箱へのご回答 その②
前回に引き続き、質問箱に投げ入れていただいたご質問に回答してまいります。
↓↓↓↓↓↓↓
質問①
労いのお言葉ありがとうございます。職場は医療施設ですが、医療従事者ではなく事務方の仕事をしています。まぁいわゆるなんでもやる課です。私はどちらかというとパソコンをカタカタやるより、現場に出て患者さんと接する方が好きなので、たまに案内の仕事もやらせてもらっています。
とはいえ基本的に何事もめんどくさがる性格なので事あるごとに「辞めたい」を連呼するダメ人間ですが、そんな私でも信頼して仕事をまかせてくれる上司や先輩、そして個性豊かな可愛い後輩たちに囲まれ、今ではわりと毎日楽しく、推しへの貢ぎ金を稼がせていただいてます。
質問②
第1位 口
第2位 つむじ
第3位 お尻
誰が変態や。
質問③
この質問一番悩んだんですけど、めちゃくちゃ時間をかけて考えてみた結果を正直に言います。
ありません。
質問④
“神木くんが幸せなら私もうれしい♡
おめでとう、神木くん!”
というツイートを最後に半年間部屋に引きこもります。
まぁでもね、あんなに素敵で世の人々に愛されるべくして愛されてるような人が誰かに選ばれないわけがないし、よく考えたら神木くんの尊い遺伝子を受け継いだ人間がこの世に誕生するってとんでもなく神秘的で素晴らしいことだと思うので、いずれはちゃんと結婚してほしいなって思いますね。うん、いずれは。個人的にはまだまだ先でいいですけど。
質問⑤
そもそも神木くんにどハマりしたしたきっかけが宗次郎なので、やっぱり個人的には彼の猟奇的なお芝居にゾクッとしたいという願望は常にありますね。どうやら今年のハンサムフィルムフェスではひさしぶりに狂った神木くんが見られるようなので、今から楽しみで楽しみでこっちまで気が狂いそうです。
質問⑥
恐縮ですがめちゃくちゃうれしいです。らっこも質問者様と同公演に参加する予定です。つまらない物ですが今回もちょっとしたおみやげを多めに持参する予定なので、もしお時間が合う方がいらっしゃればお声がけいただければ幸いです。
質問⑦
質問者様の真剣なご質問にふざけて回答するのも失礼かと思いますので、ここからは腹を割ってお話したいと思います。ただらっこは恋愛のスペシャリストでも悩み相談したい芸能人第一位のマツコ・デラックスでもありませんので、ご参考になるかどうかはわかりませんが...
大好きな推しを追いかけながら、現実でも大好きな人と長続きする方法。それはズバリ、
恋愛に無頓着な人と付き合う事
です。
できれば彼自身になにか夢中になれるような趣味などがあればなおよろしいかと。
ふだんほとんど“神木くん”しか言わない私ですが、じつは大学時代から9年間ずっと付き合っていて近々結婚も考えている大事な人がいます。しかしこの人恋愛に関しては見事に無頓着で、LINEや電話は3日に1回レベルですし、大切な記念日を忘れられる事はもちろん、ひどい時には誕生日を忘れられたこともありました(さすがにこれはキレた)。でもその代わり、私が推しに会いに行くために約束を蹴ったり、自分の予定を最優先にしても文句を言われたことは1度もありません。なんなら「自分もいつも自由にさせてもらってるから全然いいよ。気つけて行っといで。」とまで言ってくれます。
どうですか?恋愛体質な女子から見れば最低な彼氏かも知れませんけど、オタク女子にとっては最高に楽チンでしょ?笑
生きてりゃどうしても我慢しなくちゃいけないことっていっぱいありますけど、自分が唯一好きなことができる時間の価値をわかっていて、その時間をお互いが好きなように使えるよう尊重してくれる人。そんな人を見つけることができれば、両立も決して難しいことではないかと思います。
全く参考にならない上に、最終的にのろけ混じりの大変不快な回答になってしまったことを深くお詫び申し上げます。
他にもいくつか質問をいただいてるのですが長くなってしまいましたので続きはまた後日に。
引き続きご質問お待ちしております!
質問箱へのご回答 その①
このたびは完全に勢いで流行に乗っただけにもかかわらず、らっこの質問箱にたくさんの質問を投げ入れてくださり、ありがとうございます。
ほんとに恐縮なんですけど、自分が予想していたよりもけっこうたくさん質問が寄せられたので、blogにてまとめてちょっとずつ回答していこうじゃねーかと(吉沢風に)、思っております。
なお、類似した質問に関してはまとめての回答とさせていただきますのでご了承下さいませ。
では、さっそく質問へまいりましょう↓
質問①
神木くんの存在がちょっと気になるようになったキッカケはズバリ
“声”
ですね。
アリエッティとかサマウォで神木くんの声を初めて意識して聞いたとき、この子の声はなんて心地良いんだろうと思ったのがキッカケでした。でも本格的にファンとして追いかけるようになった、いわゆる沼落ちしたキッカケはるろ剣の宗次郎を見た瞬間ですね。その時映画館に一緒に観に行った友達曰く、観終わった瞬間「あ、これはダメだ。もうダメ。認める。好きだわ。」とうつろな目でつぶやいててめちゃくちゃ怖かったそうです。
質問②
挙げはじめればキリがないですけど、やっぱり私が彼を好きな理由の根底にあるのは
“演技”
なんだと思います。
彼のいろんな作品を見てきた方ならわかると思うんですけど、演じているのは同じ神木くんのはずなのに、どれを見ても完全に別の人間なんですよ。役になりきる。まさにこれです。ただただ、素晴らしいんです。彼の演技は。
質問③
たぶん彼が持ってるサンタ帽はボタンを押すとピカピカ光るタイプのアレだと思うので、そのまま授業を受けるなどして彼の尊い堀越時代の授業中風景を再現してもらいます。アッ…想像だけでヨダレが…
質問④
彼が生きていることが最大のファンサです。
質問⑤
正直、質問者さんもわかった上であえて聞いてるんでしょうけど、私自身が侵害しまくってますから。よくないですよねぇ、うん。弁解の余地なしです。
ただ私が1つ言えるのは、こういう問題についてTwitterとかで正義感たっぷりに語ったり、他人のやる事にいちいち目くじらを立てるような類の方とは自分は絶対に友達にはなれないということです。
質問⑥
お台場から神木くんの自宅まで車で。
できればスーツで。
質問⑦
(いや、なんでIPPONグランプリみたいになってんの…?)
質問⑧
私がこの世でいちばん好きな動物だからです。
嘘ですいちばん好きな動物はネコです。完全に気分でなんとなく「らっこ」にしました。たいした由来とかなくてほんとすみませんでした。
回答の続きは、また後日に!
まだまだ質問お待ちしてます!!!
3月のライオンプレミアムイベント @EXPOCITY
4/1(土) AM11:00 梅田
まずは映画館でちくわちゃんと待ち合わせ。こんな日に限って電車が止まってたらしく、急いで走ってくるちくわちゃん。あいかわらずかわいい。天使。
開始時間にも無事間に合ったところでまずは本編上映後、舞台挨拶へ。
神木くん&加瀬さんのSPECコンビが生で見られるキセキに興奮がおさえられず、となりにいるちくわちゃんをバシバシ殴りながら声にならない奇声をあげる私。
そしてキャストの挨拶が始まったところで、さっそく神木くんと加瀬さんが絡みだす。
(はいはい待ってました!!!!!)
マイクをもって挨拶をしようとする加瀬さんの顔をとなりでなぜかニヤニヤしながら見つめる神木くん。
それに気付いた加瀬さん
「なに笑ってんだよ。」
そうなんです。加瀬さんて見ためはとってもやさしそうなお顔されてますけど、神木くんにはちょっぴりSなんです。
うふふふ、たまりませんよね。
その後も神木くんに対する加瀬さんのSっぷりは止まらず、一生懸命映画のシーンについて語る神木くんの横で監督に
「話長い...」
ってコソコソ耳打ちしたり、宗谷名人の将棋の駒音を湖の波紋に例えて必死に「わかります?わかります?」って説明しようとする神木くんに
「はい、もう大丈夫でーす。」
って勝手に締めちゃったり。
(ちなみにここで神木くんは「なんでよ!!」ってちょっとムキになってました。かわいい。)
なんだかもうとりあえずこの2人の絡みだけでおなかいっぱい大満足の舞台挨拶でした。
そして舞台挨拶終了後、ちくわちゃんと共にプレミアムイベント会場であるEXPOCITYへ移動。
到着するともうすでに会場のセットやレッドカーペットが準備されていて、
「これどこから入ってくるの?」
「えっここ?ここ正面!?」
と始まる前からすでに大興奮の2人。
イベント開始2時間半前から整理券の列に並んで、なんとか正面ブロック前方の整理番号を確保し、つめたい風が吹く寒空のなか立ちっぱで開始時間の19時までひたすら待機。(これまぁまぁつらかった)
そしてPM19:00。いよいよ待ちに待ったその時が。司会者の合図とともに目隠し用に張られた黒幕の中から現れた神木くん、果耶ちゃん、加瀬さん。
......ん?加瀬さん.........?
えっ!?かかか加瀬さん!????
いやいやまてよ...たしか当選ハガキの登壇キャストの欄には(神木くん・果耶ちゃん・大友監督)って書いてあったはず....
これは...まさかのサプライズ的なやつですか...??
エイプリルフールだけに!?????
誰の案なのかは知らないけどありがとう!!!!
エイプリルフール超ありがとう!!!!!!!!!
集まった観客に手をふりながらレッドカーペットの上をゆっくりと歩いて移動し徐々に私たちのいるブロックの前へと近付いてくる3人。
そして私たちのほんとに目の前、ちょっと手をのばせば届いてしまいそうな距離まで来たところで、なぜかおもむろに立ち止まる。
ちょっ....どしたのいやまってちかいちかいちかい!!!!なに?なにがはじまるの??????
じつは私たちのいたブロックのすぐ前にテレビ取材のカメラとスタッフがいるエリアがあってですね。まさに私たちのすぐ目の前で3人のインタビュー録りがはじまったのです!!!! (大興奮)
バックで流れてたBGMの音量がデカすぎて生声がかすかに聞こえる程度だったから何を言ってるかはほぼわからなかったんですけど、慣れた様子で淡々と取材をうける神木くんを初めて生で見て、さすがプロだなぁ..芸能人だなぁ....と実感。
取材中は神木くんたちずっと私たちにおしり向けた状態で前方のカメラに向かってしゃべってたんですけど、神木くんは後ろにいる私たちを気にしてインタビューの合間にちょこちょこコチラをふりかえっては「あ、どうもどうも。」ってはにかんで手をフリフリしてくれました。
あいかわらず...あなたという人は....
数十分後、取材を終えた3人はセンターに用意された壇上へ移動。舞台に上がるなり「みなさん寒いですよね?大丈夫ですか?」と観客を気遣う神木くん。そして、となりにいる果耶ちゃんの服装をじっと見て「ぜったい寒いよね...」と心配そうにぽつり。
うんうん、わかるよかみきくん...
ほんとは自分がいちばん寒いのやなんだもんね...
さっきからずっとおめめ涙目だもんね......
そんな中トークはすすみ、司会者のとある質問に果耶ちゃんが答えていた時。となりでなにやらコソコソと談笑している神木くんと加瀬さん。その時、司会者がふいに2人に話をふる。
「では神木さんと加瀬さんはどうですか?」
神木・加瀬「.....はい!???」
シンクロwwwあわててふり返った顔と「はい!???」の声めちゃめちゃシンクロwwwてかいま完全にはなし聞いてなかったよねwwwwww
そんな2人のかわいい所も見れつつ、イベントもそろそろクライマックスに。今回のイベントのメインである巨大観覧車の点灯。3人の前に点灯用のスイッチボタンが用意され、司会者が「では、神木さんの合図でスイッチを押してください。」と言うとなにやら「あー」と考えだす神木くん。
ん?どしたどした?と思っていると
「あのー、かけ声なんですけどぉ。僕ひとりで言うのさみしいんで、みなさんで一緒に言いませんかぁ?(ちょっと甘え声)」
僕ひとりで言うの...さみしいんで...?
ぼくひとりで...いうの...さみしいんで...???
かみきくん待っててお姉さんがいますぐ抱きしめるから!!!!!!!!!!(ここでミスチルの抱きしめたいが爆音で流れる)
司会者「あ、じゃあみなさんにも言ってもらいますか?かけ声なににします?」
神木くん「あ、僕が決めていいですか?えっとじゃあ...『おおきに!』でどうですか?(キラキラした目でこっち見る)」
司会者「清原さん、今の『おおきに』のイントネーションどうでした?」
果耶ちゃん「大丈夫です。笑」
というわけで神木くんの希望でかけ声は「おおきに」に決まり、1度全員でリハーサルすることに。
司会者が「ではまずカウントダウンから始めて『5,4,3,2,1,おおきに!』でいきましょうか。じゃあいきますよー、5...4...」とカウントダウンを始めたその時、いままでずっと大人しく見ていた加瀬さんがとうとう寒さでテンションがおかしくなったのか、突如驚きの行動に。
まだリハーサルだって言ってるのに、なんのためらいもなくとつぜん真顔で点灯ボタンを押そうとする加瀬さん。
それを見て
「いや、早い早い早い!!笑」
とすかさず止めに入る神木くん。
あんたらほんとサイコーかよ。好きだよ。
そんな2人のショートコントもありつつ、本番では会場の元気な「おおきにー!!」で無事観覧車がきれいな桜色に染まりました。
この日は本当に風が冷たくて寒いの苦手な神木くんにはスーツ1枚じゃ相当つらかったはずなのに、360°ステージの後方にいる観客にもずっとおしり向けてることがないように時折ふり返って話したり手をふったり、退場するときもペコペコ頭を下げながら笑顔をふりまいて帰って行ったのでした。
そのあとは3月のライオン仕様の観覧車に乗りながら、ちくわちゃんと静かに余韻にひたりました。
いやぁ、ほんと最高に楽しいイベントだったな。
神木くん、果耶ちゃん、加瀬さん、寒い中大阪に来てくれてありがとう。そしてステキな思い出をありがとう。
3月のライオン、最高!!!!
イベントの様子や写真はこちらのリンクから見られます↓
観覧車が桜色に EXPOCITYで「3月のライオン」イベント | ニュースウォーカー
サンセリテ 23年分“こちらこそありがとう”
2016年12月1日早朝の衝撃発表。
神木隆之介 写真集 発売決定!!
からの
全国でご本人から直接お渡しイベント開催!!!
その発表後、心ここにあらず状態でなんとか仕事を終え、その足で西宮HMVに猛ダッシュ。無事に手に入れた整理券を握りしめながら閉店間際でほとんど誰もいなくなった西宮ガーデンズ内のベンチに座りこみ、1人で泣いた。
ああ…あの神木くんに…会って話せるんだ
直接目を見て “ありがとう” って言えるんだ
そう考えただけで震えた。
そして早々と2ヶ月が経ち、その日はあっという間にやってきた。
朝どのように起きて、服を着て、メイクをして、電車に乗ったのか、全く記憶がない。ただ、極度の緊張でひたすら吐き気と闘っていたということだけははっきりと覚えてる。
会場に着くと、あちこちで一足早く神木くんにお渡しされてきた女の子達が嬉しそうに興奮気味に話しているのが見えた。みんな本当に幸せそうに笑ってて、自分まで自然と笑顔になるのがわかった。
列に並びながら周りを見渡すと、老若男女年齢層もとても幅広かったように思う。そっかこの人達…みんな神木くんを愛してるんだなぁ…と思うと、なんだかめちゃくちゃうれしくなってみんなで肩組んで歌いたい気分になった。
神木くんがいるブース付近にさしかかってからは、そんな余裕も一切なく、だんだんと激しくなる動悸と吐き気と闘いながら何を言おうか頭ん中でぐるぐる考えていた。
そんな時、ざわつく会場内のブースに立てられたついたての奥から、ふと聞き覚えのある笑い声が聞こえた。
あれは…神木くんの笑い声…
バラエティーやメイキングでよく聞いたことのあるあの心地よくて、可愛らしい笑い声。その声が今すぐそこで聞こえる…なんて幸せな空間なの…
そしてあれよあれよという間にブース内に入り、次の次で自分の番というところで…
ついに…ついに…
神が姿を現しました…
前に並んでいたファンの子の言葉に静かに耳を傾けながら「うん、うん」とうなずきニッコリ笑う神木くん。
ああ…本物だ…本物の神木くんがそこにいる…
動いてる…しゃべってる…笑ってる…
うーんでもなんだろう。心なしか元気がないような…眠いのかな…?連日お渡ししまくって疲れちゃった…?どうしよう…ここは私が神木くんの笑顔を引き出すべきなのでは…ううっ…でも…どうしよう…
そんな思いがよぎり、ここでついに自分の番が…
ふらふらと神木くんの前に立つと彼のほうから
「ありがとうございます!」
と目を細めてニッコリ。
よーしここまできたら当たってくだけろ自分!!!!(心の声)
「あ…あわ…は…あの!!!!(口カラカラ)」
神木くん「?」
「あの…ものまねやります!!なんのまねか当ててください!!!!!」
神木くん「あ…はい!!(ちょっとびっくりしてる)」
「ウーー ワンッ!!!(割とガチのやつ)」
神木くん「…(3秒ぐらいの沈黙)…いぬ。(無表情)」
や っ ち ま っ た
完 全 に や っ ち ま っ た
何が神木くんの笑顔を引き出すだバカか!!
どこの世界に犬の鳴きまねで笑うモノ好きがいるんだよ今どき3才児でも笑わねぇわ、ってかどうすんだよこの空気!!!!
神木くんごめんなさい!!!!!!
そして無惨にもここでスタッフから終わりの合図が。
「…はいっ!…フッフフ……」
え…スタッフ…わろてる…嘘やん…
別にあなたを笑わせるつもりはなかったのだが…
いやでもなんか…ありがとうスタッフ…
そして恥ずかしさのあまり神木くんの目を見れないまま無言で立ち去ろうとしたその時…!!
神木くん「あっ…答えは???」
え?????答え????????
これ、答えいるの??????????
「あ…柴犬でした!!!!」
その瞬間ダッシュで逃げたんだけど、うしろで神木くんが
「えっ…そこ????www」
ってちょっとウケてくれてるのが聞こえました。
いや自分でもわかってるんですよ。神木くんを笑顔にしたいという一心でやったこととは言え、ほんとにバカなことしたなって。もっとちゃんと伝えたいこと山ほどあったのに何ひとつ彼に伝えられなかったなって。
だから私は、今この場で叫びたい。
神木くんへのありったけの思いを。
神木くん、この世に生まれてきてくれてありがとう!
俳優になってくれてありがとう!
23年間、ここまで生きてくれてありがとう!
そしてこれから先もずっとずっと応援したいって、こんな幸せな気持ちにさせてくれることにありがとう!
神木くん、心の底から大好きです!!!!!