徒然なるままに―HANDSOME FILM FESTIVAL 2017の感想―

 

いやぁ今年も行ってきましたハンサムフェスティバル!!もうねー、この数ヵ月間まじでこれだけを楽しみに生きてきましたからね。今年のハンサムは今までとは仕様がガラリと変わり、タイトルはハンサムフィルムフェスティバルに。そして出演メンバーも毎度おなじみだったメンバーが大勢卒業して人数は去年の半分以下。出演メンバーが発表された時、自分の推しが今年もまだ残っていることに安堵しつつもちょっとさみしいな~というのが正直な気持ちでした。そもそもこのメンツで一体誰が中心となって積極的に場を回していくのか。盛り上げ役は誰なのか。ちゃんとメンバーが一つにまとまることができるのか───

そんなことを思ったりもしましたが結局は根がめちゃくちゃ楽観的なので

推しが目の前で息して動いて喋ってるの見れりゃあそれだけで俺はもうチョベリベリサイコーヒッピハッピシェイクWooooooo☆☆☆☆

というテンションで初日を迎えたわけです。

 

 

 

えー、結論から言います。

 

 

 

 

 

 

めっちゃおもろい

 

 

 

 

 

いや単純にめっちゃおもろい。みんなが。んでなによりめっちゃ楽しそう。みんなが。実はお恥ずかしい話なんですけど私神木くん以外のハンサム達って存在は知っていてもお芝居をしてる姿とかってほぼほぼ見たことがなくて。だから今回初めてちゃんと彼らのお芝居やらトークやらを見て

“ああこの子こんな芝居するんだ”

“いまの目つきいいな”

“待ってこの子こんなキャラだったのwww”

って終始新しい発見が生まれたというか、なんかわくわくするような新鮮な楽しさがあって。ああやっぱアミューズの俳優いいな。好きだな。って思ったんですよね。

この際せっかくだからフィルム1つ1つ振り返っとこうかなぁ。年々記憶が危なくなっててレポとして残せるほど正確にぜんぶ覚えてないので、ただただ個人的な感想をつらつら書き殴っていこうと思います。

 

 

Film1:主役遊戯

石賀くんと金子くんがひたすらホワチャアアアアアアアしてるお話(雑)。とにかく言いたいのはメガネの金子大地、最高。これに尽きる。あと石賀くんのおしり。ちっちゃくてかわいい。最高。んでステージに戻ってきたあと、吉沢さんにメガネ取られて突如「ホワチャアアアアアアアア」って覚醒する大地くん。オチどうする?最後くるか?あれくるか?って思ってたら期待通りのチッチッチ……目つきがエロい。最高。確実に金子の時代くる。いやもうきてる。

 

 

Film2:真夏のような夢

うん、もうタイトルからして危険。また小関くんと広大くんてのがもう。やばい。やばみ。おもむろに惚れ水を飲んでしまう広大くん。空になった容器がカターンと床に落ちカメラが切り替わった瞬間………

はい上目遣いキターー!!!!!

しかも甘えんぼな声で「こせちゃん」て。ねぇ「こせちゃん」て言ったよなんっっなんだこの子腹立つほど可愛いやんけ。一方のこせちゃんはこの展開がまだよくわかっておらずキョトン。冷静に飲み物探しを続けるこせちゃんにじわじわと距離をつめていく広大くん。ついに壁際に追いつめ下から上に舐め回すように見てからの

「Do… drink…(目が逝ってる)」

そしてついにこせちゃんも惚れ水を飲んでしまい徐々にウッホ~イ♡な展開になっていくわけですが、ここで!BGMが!まさかの!Perfume様の!Baby cruising Love!!!!しかも2人で上半裸のまんま踊る!ありがとう!超ありがとう!!!まさかこんなストーリーにこの曲がチョイスされるなんてPerfume中田ヤスタカもさぞかしびっくりだろうね!!!!!!!!

あのね、見た人はわかっていただけたでしょうけどこの曲のフリってセクシーかつめちゃくちゃに可愛いんですよ、ほんとに。特に“ただ前を見ることは怖くて~”のとこで胸に手当ててこわい~って頭ふるふるするとこ。死にました。そしてラストは倒れこんでキッス。残念ながら寸止めでしたが。いやほんとごちそう様でした。

 

 

Film3:アクション

壮馬くんがクシャミをして甲斐くんがピアノで曲を作るお話(雑)。まず初っぱなの壮馬くんによるましゃ兄のものまねに会場めっちゃウケる。芝居とはいえ事務所の大先輩ですよ。よくやった。続いてドラゲナイ。“ドラゲナイ”以外の部分ほぼ歌えてないのにドヤ顔で部員あおる。会場ウケる。そしてピアノを弾く甲斐くん。絵になりすぎ。どこぞのぼっちゃまか。そんなこんなで最終的に甲斐くんが曲を完成させるんですけど、注目すべきは上半裸のままピアノに仰向きで寝そべる壮馬くん。ジーパンのウエストラインがかなり際どいとこまで下がってて非常に目のやり場に困りました(うそごめんそこばっか見てましたすみませんでした)。

 

 

Film4:俺の為に書いてくれ

きましたね。らっこの大好物、狂った神木隆之介様のお出ましでございます。突如階段から突き落とされてしまった吉沢さん。目を覚ますとベッドの上で両足は拘束された状態。おい待て待て何この絶対的にやばい要素しかない状況絶対怖いじゃんもうってか神木くん絶対やばい人じゃんねぇ待って心の準

「おはよーーー!!!!!!!」

いやおはよーじゃねぇぇぇぇ!!!!!なにこの状況で神木くんらしく元気な挨拶で登場してんのかよびっくりさせないで心臓に悪いから!!!!!!!!!

足を拘束したのは自分だという神木くんに、やりすぎだ早く外してくれと頼む吉沢さん。するとみるみるうちに神木くんの表情から笑顔が消え目が氷のように冷たくなったと思った次の瞬間

「心配してやってんだけど」

ねぇぇぇめっちゃ怖いんですけどぉぉぉぉ!!!!!えっいや何これもうこれ私の知ってる神木くんじゃないんですけど怖い超怖い好き……

あわてて「わかった!わかったありがとう!」となだめる吉沢さん。その時の神木くんの顔が。もう。あの凍りついた表情からふっと感情が一切ない冷たい笑顔に変わる瞬間が。そう、まさに宗次郎の笑顔を彷彿とさせるような心の底からゾクッするような表情。いやいや震えました。これぞ私が欲しかった神木くん…ありがとう…

その後も奇行は止まらずついにはハンマーを手に取りズリズリと引きずりながら吉沢さんににじり寄る神木くん。そしてニタッと笑い

「悪い子にはお仕置きしなきゃね…」

まちがいなくここで会場にいる神クラはほぼ壊滅状態でした。背後で何度もハンマーを振りおろされるという極限の恐怖の中なんとか歌詞の続きを完成させた吉沢さん。できあがった歌詞を読み上げる神木くんを見つめる吉沢さんの目からは恐怖のあまり涙が…

泣き顔キレイすぎか💢💢💢💢💢💢

もうこのフィルムに関しては本当に色々と感謝の言葉しかありません。ありがとうございました!!!!(土下座)

 

 

Film5:学園のゴースト

みぞたく君がマキコちゃんという幽霊に取り憑かれて将熙くんとろくろをこねくり回すお話(雑)。まずみぞたく君の演じるマキコちゃんがとにかく可愛い。びっくりするほど可愛い。去年のきゃぴきゃぴ琢子ちゃんとはまた一味違い、女の嫉妬心みたいなものを幽霊らしくちょっとゾワッとするような表情で見せてきたりしてそれがめちゃくちゃセクシーだった。将熙くんとキスしようとするシーンでも2人共めちゃくちゃ横顔がエロくて最高でした。私も「キスしてぇ゛ぇぇぇ~」ってなりました。

 

 

Film6:ZOMBIE High School

とみけんと郁くんがゾンビ達に奪われたフィルムを取り返そうと奮闘するお話。動物、モジモジ君スーツ、スク水といったファンにとってはたまらないコスプレが満載でした。特に郁くんのメイド姿。めちゃくちゃ可愛い。萌え萌えキュン♡されたい。え?とみけん?あ、うん、脚がめっちゃ綺麗。

 

 

Film7:健康トモダチ診断

仲の良い友達5人のうち1人だけ本当の友達じゃない奴は誰かっていうお話。まず開始直後に突如大画面に映し出された吉沢さんの顔面に「彫刻?」「フランス人形?」と一時会場がざわつく。誰が不健康トモダチなのか仲間同士で揉めはじめる中、突然校内にヤバそうな奴が侵入し一刻も早く逃げなければならないという危険な状況に。すると突然「ああそうだよ。不健康トモダチは俺。つーか俺、お前らのこと友達と思ったことなんて一回もないからね」と冷たく言い放つ吉沢さん。うそだ吉沢さん…そうやって悪者のフリしてみんなを逃がそうとしてるんでしょねぇ吉沢さん!!!一方突如現れた侵入者はジェイソンの面をかぶりチェーンソーをドゥルンドゥルン鳴らしながら5人の元へ近付いて来る。それを見た私は内心

キャーーーーーー♡♡♡♡もっと!!!もっとドゥルンドゥルンして!!!!私の心もドゥルンドゥルンして!!!!!!!!!

と叫び出したい衝動を必死でおさえていました。実は事前にちょっとしたネタバレを見てしまいジェイソンの中の人が神木くんだと知ってしまいまして。わかった上で見ると歩き方とか可愛らしい手のカンジとかが見るからに神木くんなんですよ~!!神木ジェイソン。よき。最高。ついに吉沢さんを残して去ってしまった4人。残された吉沢さんは「あ~ひとりかぁぁ。怖ぇなぁぁ…」とぽつり。やっぱりみんなを守ろうと自分を犠牲にしたんだね…うっ…なんて奴だよ吉沢さん……その時突然扉がガチャッと開かれる。なんとそこには……去って行ったはずの仲間達が!!!!必死に吉沢さんの拘束具を外そうとする仲間達。「お前らもういいから早く逃げろ!」と仲間を逃がそうとする吉沢さん。気付くと後ろにはジェイソンが立っていてもうだめだぁぁぁぁぁと誰もが思った次の瞬間

「おめでとーーーーーーう!!!!!」

なんかどっかで聞いたことのある爽やか系イケメンヴォイスに会場ややざわつく。ここでとうとうニヤニヤがおさえられなくなった私は思わず「ぐふっ…」という嗚咽をもらす。ジェイソンがパッとお面を外し神木くんのかわいいお顔がこんにちはした瞬間どよめく会場。カメラに向かって無邪気に「君たちは超!健康トモダチでぇす!!」と1000000点満点の笑顔を見せる神木くんに対し、死んだ魚のような目で「かみきさ~ん。勘弁してくださいよ~。かみきさ~ん。かみき~」と放心状態でつぶやく吉沢さん。よかったよかった。みんな仲良し。

 

 

さて、フィルムの感想はこのぐらいにしといて次はステージでの惚れ水BL祭りについて。個人的に一番笑ったのはとみけん×とみけんかなぁ。誰と誰にやらせるかってのは毎回神木部長の独断で決まるんですけど「えーとじゃあねぇ、とみたと……とみた」って言った瞬間の神木くんのイジワルなニヤリ顔ったらもう。たまらんかったですね。とみけんどうするだいじょぶかー?と思ってたら突然スイッチが入ってミュージカルとみけん劇場スタート。めちゃくちゃやかましく動きまわって1人2役を演じきったあとBaby curuising Loveをけたたましく踊り狂うとみけん。腹筋つぶれるぐらい笑いました。そしてはじっこにいた神木ぱいせんをふと見ると…

めっちゃわろてるwwwwwww

よかったねとみけん。会場もぱいせんもめちゃくちゃウケてたよ。よくがんばった。そのハートの強さ、いいね。

あとこれは惚れ水じゃなくてアクションだったか忘れたけど、壮馬くん×とみけんのニギハヤミコハクションヌシも笑ったなぁ。みんな大好きあの名シーンをセリフもシーンもカンペキに再現してたしなにより俺たちの坊ぱいせんがこれまためちゃくちゃにウケてた。新ハンサムのお笑い担当決定だね!おめでとう!笑わせてもらいました。

そして忘れちゃいけないこのお2人。今回もやってくれましたね神木吉沢ペア。いやもう最初からわかってましたよ。今年もオーラスでは何かが起こるって。惚れ水を口にした瞬間トロンとした顔で互いに見つめ合う2人。

吉沢「隆ちゃん…

神木「亮…

吉沢「もっと…いじめていいよ

神木「いいよ…いじめてあげる

吉沢「俺のこと…もっとグチャグチャに歪ませてくれよ…

神木「いいよ…歪ませてあげる

そして2人同時にヘッドマイクをスッと下げた次の瞬間濃厚キッ

ピーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー(心肺停止)

これがまた今年はよくできる後輩達が空気読んでなかなか引き剥がさないもんだから長いこと長いこと。もういっそこのまま時止まれと思いましたね。この衝撃の瞬間はライビュの大画面で拝ませていただいたわけなんですけど、あまりの破壊力にとなりにいたちくわちゃんのドリンクホルダーに体ごとつっこんでしまいました。お茶倒しちゃってごめんね、ちくわちゃん。

 

 

続いてはライブショーについて。今回どんなパフォーマンスを見せてくれるのかとても楽しみだった新曲Actions Over Words。ダンスというよりかはミュージカルに近い感じで、ロボットみたいに忙しく動いたと思ったらふっと上を見上げて止まってみたり。フォーメーションチェンジもかなり複雑。でもそんな複雑な動きの中でもよく見るとちゃんとみんなが自分なりの表情や動きを作ってて。ちゃんと1人1人の個性が現れてて見ていてすごく惹きこまれるようなパフォーマンスでした。

その後のライブパートのセトリはFestival Night、THIS IS、YES WE CAN、無礼講、ディアマイだったかな。ライブパートは基本的に推しをひたすら双眼鏡で追いかけてるんですけども、いやぁFestival Nightの神木くんのお顔。実にエロかった。なんなんでしょうあの時々我々の方を舐めるような目つきで見るやつ。どこで覚えましたかその必殺技。まんまと殺られましたわ瞬殺ですわ。そして神木くんも私も大好きなYES WE CAN。何が好きってね、これ歌ってる時のハンサム達がほんとに楽しそうなんですよ。フリは可愛らしいんですけどけっこう大きい動作のフリが多かったりするんでみんな汗だくだくになりながらとびっきりの笑顔で踊ってくれて。メンバーもみんなこの曲好きなんだろうな~ってのが伝わるんですよね。あと毎年思うんですけど、神木くんいつも間奏でお客煽る時とかにペンライトぶんぶんする仕草しながらぴょんぴょん飛び跳ねるじゃないですか。あれ暴力的に可愛くないですか??????うさぎみたいにぴょんぴょんぴょんぴょん飛び跳ねてるんですよ満面の笑みで。あの煽りが毎公演ひそかな楽しみだったりしてましたね。あとおもしろかったのは無礼講のラストで3人組にわかれてわちゃわちゃするとこ。神木くんがなんかプンプンしててどうしたのって思ったら、となりにいる甲斐くんと背くらべしてめちゃくちゃ拗ねてるwwwしまいに持ってたバンダナで甲斐くんビシバシ殴るwwwwかわいい~~~ほんとにかわいかった。

あーっ!そうだそうだこれだけは絶対に言おうとしてたこと思い出したんですけど!!!ちょうど1年前のハンサム2016での出来事なんですけど、曲の合間に演出でも衣装の一部でもないのにとつぜん羽根がふったって言ってた方が何人かいてちょっと話題になったことがありましたよね?それをふまえて25日公演に入られた方にうかがいたい。どの曲の時だったかはちょっと忘れちゃったんですけど……

ふりましたよね?羽根。

もちろん誰の衣装にも白い羽根なんてついてませんでしたし演出でもなさそうでした。でもあれは絶対に見まちがいではなく確かに。この目で見たんです。白い羽根が1つ、ひらひらと神木くんの頭上から舞い落ちるのを。きっとあれは、メリュウなクリスマスの日に我々に会いに来てくれた神木サンタの落とし物だったのかな。幸せなクリスマスをありがとう、神木くん。

 

 

そしていよいよラストの挨拶へ。メンバー1人1人の素直でまっすぐな言葉に感動しつつ、個人的にはみぞたく君の言葉にグッときました。先輩達が突然一気に卒業してしまい、色々と不安がある中での初めてのMC担当という重圧。普段はおしゃべりおばさんと呼ばれるほどお喋りが大好きなみぞたく君ですけど、普通のおしゃべりとMCはまったく別物。しかも神木くんや吉沢さんという自分より先輩のメンバーもいる中で上手に回さなくちゃいけない。相当気を遣ったと思う。そんないろんな思いがみぞたく君の言葉から滲み出てたような気がして思わず泣きそうになりました。他のメンバーも個人の仕事が忙しくてなかなか集まれず全員揃ってリハーサルできたのはなんと本番初日の前日のみ。そんな過酷な状況でもファンを楽しませようとこれだけ完成度の高い物を作り上げてくれたハンサム達。数日前までメンバーが減ってさみしいとか今のメンバーで上手くまとまるのかとか、そんなことを言っていた自分を殴ってやりたいと思いました。新しいハンサムには新しいハンサムなりの良さがちゃんとありました。見に来てくれた卒業生たちもきっと同じように思ってくれたんじゃないかな~と思ってます。

でもそれでもなおハンサム達は自分達を驕ることなくいつだって謙虚に“ファンのみんながいるから僕たちはがんばれるんだ”と。“本当に感謝してます”って言ってくれる。なんて素敵な人達なんだろうか。感謝したいのは我々の方なのに。

そうやっていつも我々をあったかく幸せな気持ちにしてくれるハンサム達にこの場を借りて心から言いたい。本当に本当にありがとう。

そしてハンサムをきっかけに出会えたすべての人にも、ありがとう。

ハンサム2017、最高の時間でした。


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